第28話 『妄想族』 [タスキ小説~恋のらいばる~]
この前の事件から微妙な雰囲気の居酒屋つぼ九
ある日、ナシモンさんがおしんこ盛り合わせを作る後ろで、
手羽先の下ごしらえをしていると、何やら徳さんとナシモンさんの
話し声が聞えてきた。
「千里ちゃんが観たがっている映画のペアチケット。
ナシモンとダイちゃんのどっちにあげようかしら。」
と。徳さんが言った!
な~に~!千里ちゃんが見たがっている映画のペアチケット!
もし、そのペアチケットを手に入れれば、
「映画のチケット貰ったらペアチケットでさぁ、友達とも連絡取ったんだけど、
都合が合わないみたいなんだよ~、勿体無いからさぁ一緒に行かない?」的に
誘えるじゃないか!それも自らどうしても誘った風でもなく
自然な感じに誘えてしまえるじゃないか!
その上、一番あってはならない
この時点で、忙しいからと断られてもついでに誘った風であるからして、
告る前に振られる感じっていう一番微妙な感じに陥る事は無い筈だ!
このチケットは、絶対ナシモンさんに渡してなるものか!
と一人妄想全開で盛り上る俺、ダイスケでありました
ある日、ナシモンさんがおしんこ盛り合わせを作る後ろで、
手羽先の下ごしらえをしていると、何やら徳さんとナシモンさんの
話し声が聞えてきた。
「千里ちゃんが観たがっている映画のペアチケット。
ナシモンとダイちゃんのどっちにあげようかしら。」
と。徳さんが言った!
な~に~!千里ちゃんが見たがっている映画のペアチケット!
もし、そのペアチケットを手に入れれば、
「映画のチケット貰ったらペアチケットでさぁ、友達とも連絡取ったんだけど、
都合が合わないみたいなんだよ~、勿体無いからさぁ一緒に行かない?」的に
誘えるじゃないか!それも自らどうしても誘った風でもなく
自然な感じに誘えてしまえるじゃないか!
その上、一番あってはならない
この時点で、忙しいからと断られてもついでに誘った風であるからして、
告る前に振られる感じっていう一番微妙な感じに陥る事は無い筈だ!
このチケットは、絶対ナシモンさんに渡してなるものか!
と一人妄想全開で盛り上る俺、ダイスケでありました
2009-10-24 19:44