第11話 「 似たモノ同士 」 [タスキ小説~恋のらいばる~]
「昨日は失礼しました!何て言うか、あの~、、、」
歓迎会での大失態を引きずったまま、微妙に気まずい状態で厨房に入る俺。
何も語らずに、ただひたすら揚げ物に没頭している店長の表情が、これまた不気味である。
ほとんど記憶が無かったとはいえ、家まで送り届けてくれた店長には、頭が上がらない。
そんな中、こちらをチラチラ見ながら食器を片付けていたダイスケが、俺に一言。
「昨日はご迷惑をおかけしました。何て言うか、その~、、、」
どういう事だ? 謝るのは俺の方では?
お互い記憶があいまいな為か、話が噛み合わない。
「要するに2人共、似たモノ同士って事ですよ。」
意味深な笑顔を浮かべながら、そこに現れたのは千里であった。
「意外な展開でビックリしたけど、楽しかったですよね?」
カラッと揚がった軟骨から揚げを盛り付けながら店長は、その問いに大きくうなずいた。
ダイスケと俺は、ホッとした表情を浮かばせなら、胸をなでおろしたのである。
歓迎会での大失態を引きずったまま、微妙に気まずい状態で厨房に入る俺。
何も語らずに、ただひたすら揚げ物に没頭している店長の表情が、これまた不気味である。
ほとんど記憶が無かったとはいえ、家まで送り届けてくれた店長には、頭が上がらない。
そんな中、こちらをチラチラ見ながら食器を片付けていたダイスケが、俺に一言。
「昨日はご迷惑をおかけしました。何て言うか、その~、、、」
どういう事だ? 謝るのは俺の方では?
お互い記憶があいまいな為か、話が噛み合わない。
「要するに2人共、似たモノ同士って事ですよ。」
意味深な笑顔を浮かべながら、そこに現れたのは千里であった。
「意外な展開でビックリしたけど、楽しかったですよね?」
カラッと揚がった軟骨から揚げを盛り付けながら店長は、その問いに大きくうなずいた。
ダイスケと俺は、ホッとした表情を浮かばせなら、胸をなでおろしたのである。
2009-06-20 19:54