第7話 [タスキ小説~恋のらいばる~]
第7話 「意気投合」
「いやいや、違うんだ。この人達は結局~、要するに5名様。」
驚きを隠せないまま、
事の成り行きをダイスケに説明する俺。
そもそも、財布を忘れたお客さんを探す為に、
ダイスケと共に店の外に出た訳だが、
旅行客の3人は何やら仲間割れ。
お酒の力は怖いモノで、中年3人組はやりたい放題。
あげくの果てには、通行人にまで八つ当たりをするという始末。
「おい! 俺の財布を取ったのは~、オマエか~?」
いきなりの八つ当たりに、20代後半と思われる若者2人は激怒。
険悪なムードが漂う中、俺は何とか両者の間に滑り込んだ。
「お客様! お忘れモノのお財布は、こちらで預かっています。」
しばしの時が流れ、状況を理解した旅行客3人と、
通りすがりの若者2人は、なぜだか意気投合。
「お兄さんの店で飲み直しますか~。新規5名様でよろしく~!」
予想外の事態に興奮した俺は、ダイスケと合流し、
再び店に戻る事になった。
こうして俺とダイスケの小さな旅は、
意外な展開で終わりを告げた。
「いやいや、違うんだ。この人達は結局~、要するに5名様。」
驚きを隠せないまま、
事の成り行きをダイスケに説明する俺。
そもそも、財布を忘れたお客さんを探す為に、
ダイスケと共に店の外に出た訳だが、
旅行客の3人は何やら仲間割れ。
お酒の力は怖いモノで、中年3人組はやりたい放題。
あげくの果てには、通行人にまで八つ当たりをするという始末。
「おい! 俺の財布を取ったのは~、オマエか~?」
いきなりの八つ当たりに、20代後半と思われる若者2人は激怒。
険悪なムードが漂う中、俺は何とか両者の間に滑り込んだ。
「お客様! お忘れモノのお財布は、こちらで預かっています。」
しばしの時が流れ、状況を理解した旅行客3人と、
通りすがりの若者2人は、なぜだか意気投合。
「お兄さんの店で飲み直しますか~。新規5名様でよろしく~!」
予想外の事態に興奮した俺は、ダイスケと合流し、
再び店に戻る事になった。
こうして俺とダイスケの小さな旅は、
意外な展開で終わりを告げた。
2009-05-16 20:45